2012.01.25

中国頼みの世界経済

世界経済を引っ張って来た中国の経済成長が鈍化するとどうなるのか?
誰しもが懸念している中国経済の失速が少し現実味を帯びてきた。

経済危機が叫ばれているヨーロッパだが、
そのヨーロッパは中国最大の貿易相手先だ。

中国から欧州向け輸出の伸びは昨年9月以降10%以下に急減速している。
このままいけば今年は前年割れという事態が予想される。
今中国はバブル崩壊やインフレ懸念があって、金融引き締め策を取っている。
そんな矢先に欧州の経済危機が中国経済を直撃している格好となっている。

また、2008年のリーマンショック後に打ち出された自動車や家電の消費促進策が昨年相次いで終了したこともあって中国国内での内需拡大のカンフル剤が途切れた格好だ。

さらに追い討ちをかけるように高速鉄道の事故等もあり、その影響で路線建設など国の投資にも若干ブレーキがかかっている。

中国はここまで一党独裁体制というトップダウン方式での実効性の高い経済政策を取ってきた。
また今年の秋には指導部の交代を控え、景気の回復を実現しないと権力闘争が起きかねないという懸念もあり、何らかの金融緩和策や消費刺激策の発動が予測されている。

今や現実には世界経済は中国にその命運を握られていると言っても過言ではなく、中国政府、中国経済の動向から目が離せない状態が続くことは間違いない。
posted by かつにぃ at 17:22| 日記